2010年02月02日

KSC ベレッタ M93R②

こんばんは、みーすけです。

今回は、前回の続き、

KSC ベレッタ M93R コンペンセイター作成

をお送りします。

この回からは、やっとブログがネタに追いつきましたので、

行った作業までの投稿になります。




まずは、スプリングガイド(?)から。

この作業が失敗したら、

この計画自体、暗礁に乗り上げる事に

なってしまいますので、

最初に行いたいと思います。


材料は、

・真鍮丸棒  直径6mm

・真鍮パイプ 内径6mm 外形7mm

・真鍮板   1mm厚

・銀ロウ   少々
KSC ベレッタ M93R②

本当は7mmの真鍮棒が有れば手っ取り早いのですが、

近くの材料屋さんには置いて無かったので、

しょうがなく代用します。

真鍮板も、4mm厚の物があれば

その方が良いです。



真鍮棒、真鍮パイプを105mm

に測り、カットします。

(長さはお好みで。)



ハンマーで真鍮パイプの中に真鍮棒を

叩き込み、直径7mmの真鍮棒にします。


真鍮板を10mm四方で4枚カットします。
KSC ベレッタ M93R②

これで、材料の準備は終わりました。


ここからが本番の

ロウ付け

です。


私はあまり得意ではないので、

慎重に行いたいと思います。



ロウ付けする表面の酸化膜を

ヤスリ、ワイヤーブラシ等で落とします。

まずは、真鍮板から。

表面にフラックスを塗り、

バーナーで炙り、フラックスを乾燥させ、

銀ロウを乗せて又、炙り。

銀ロウが溶け、表面に馴染みます。
KSC ベレッタ M93R②

銀色に光っているのが銀ロウが馴染んだ板です。

そこに、用意しておいた真鍮板を(右の板)

重ね、さらに炙ります。


重ねた方の板が、銀ロウに馴染んだら、

バーナーをとめ、冷却します。

これをあと2回繰り返し、約4mmの板の完成。
KSC ベレッタ M93R②

次に、直径7mmになった真鍮棒を

先ほど造った4mm板にロウ付け。
KSC ベレッタ M93R②
冷却後、板の部分の角を落とし、

直径10mm以下の円形にします。

本体と合わせて、微調整。

全体をペーパーで磨き、完成です。

KSC ベレッタ M93R②
旋盤さえ有れば、こんな作業は

しなくて良いんですけどね・・・。

旋盤、フライス盤が欲しいです。



黒く燻したいと思ってたのですが、

手持ちの燻し液(今では貴重な六一〇ハップ)

では、うまく燻せなかったので、

ネットで真鍮用燻し液を注文中です。


本体に仮組み。
KSC ベレッタ M93R②
比較用写真。
KSC ベレッタ M93R②
さて、鬼門の作業も無事終了しましたので、

次回は

コンペンセイター 本体

を造ります。





タグ :M93R

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Posted by みーすけ  at 21:26 │Comments(0)プチ改造

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